2011年12月30日金曜日

ゴリラで締めくくり



皆さま、今年も一年ありがとうございました!
上野動物園のゴリラの写真で締めくくりです。

今年は個人的に、嬉しい事・悲しい事・苦しい事など
全部ごちゃ混ぜで色々あった1年でした。
でもやっと落ち着いた年末を迎えて悲しい事や苦しかった事より
少し大げさですが日々一生懸命生きたという清々しい気分です。

先週とある現場でも話しましたが、
困難な事や辛い事の先には必ずランナーズハイが訪れるという事。
途中で辞めない事。
乗り越えられない程の辛さもありますが、その時は他の出口を見つけます。
ちょっと自分の向かう方向を変えると逃げではない出口が見つかるような気がします。

今年はいつになく人に弱さを見せてしまった時がありました。
人の文句を言わない、人に弱さを見せないと日々過ごしてきましたが、
見せてしまったという事は、自分の限界が来ていたのかなと、
心が軽くなった部分と未だそれで良かったのかと結局結論は出ませんが、
支えていただいた周りの方々の感謝の気持ちでいっぱいです。

そんな風にして2011年、いつもとは違う1年になりました。

新しい陽が登るまであと二日、
来年もHAPPYな写真が見せられるように
自分らしく変わらず笑って過ごしたいと思います!

また沢山の出会いと御縁がありますように。

2011年11月19日土曜日

「旅カメラPENとノスタルジック写真」まもなく発売です!!


いよいよ11月30日に
書籍「旅カメラPENとノスタルジック写真」
が技術評論社さんより発売されます!!

今回のテーマは「旅」と「ノスタルジック」ということで
味わいのある写真を撮影したい、
旅先での写真をもっと上手に撮りたい、
と考えている方におすすめの本です。

もちろん基本はOLYMPUS PENユーザーに向けた内容なのですが、
旅の写真を贅沢に載せてもらっているので、
ページをめくるだけでも楽しめると思います。
また旅話、旅先での被写体の見つけ方、被写体に対する考え方や感じ方等
技術面以外でも写真好きの人に読んでもらって
少しでも素敵な被写体、素敵な写真に仕上がるように
何か一つでもヒントを得てもらえると嬉しいですね。

では、全国の書店に並ぶまでもう暫くお待ちください!!






2011年11月15日火曜日

ピクトリコアルバム工房



ピクトリコアルバム工房で作成していただいていた
写真集が完成しました。

作っていただいたのは、シリアの写真集です。
2009年に旅してすぐに一度自分でプリントしBOOKにしていたのですが
ずっと作り直したいな〜プリントし直したいな〜
と思っていたのでやっと実現しました。

紙にもこだわり、色校正もじっくりしとっても満足のいく写真集に仕上がりました。
写真集(営業用BOOK)は写真家の命なので
興味のある方はぜひピクトリコさんを訪ねてみてください!

ピクトリコさんのHPに私の作成した写真集&感想等がアップされているので
興味のある方は参考にのぞいてみて下さい。

2011年11月4日金曜日

地球近傍小惑星「2005YU55」



詳しくはないけれど
この手のニュースにはやたらドキドキ。


8日は地球に不思議な引力がかかるかも…なんて。

(知識がないの大前提なのでそんな事ありえないと冷静に否定しないでくださいね。)

2011年11月2日水曜日

ご無沙汰です。



三ヶ月間コツコツと積み上げてきたものが
もうすぐ形になります。

本作りという初めての挑戦。
台割をみてこんなに書けるのかなという不安からはじまり
これは塵も積もれば山となると腹をくくるしかないと
日々コツコツ書き溜めてきました。

先週、天気の良い日に大詰めの表紙撮影に行き
編集長とデザイナーさんと短い時間で撮影を楽しんできました。
写真は撮影後の打ち合わせのひとコマ。
紙を選んでおります。

もっともっと時間があれば編集部に直接顔を出して参加したかったなぁと
忙しい中にスケジュールがバッティングした少し寂しい気持ちもあります。
でもこの本をしっかり完成させ世に送り出し
次も何かに挑戦出来る様日々精進です。

詳しいお知らせは間もなくです!
お楽しみに!!

2011年9月11日日曜日

ブログ



ブログ、辞めてませんよ〜。
時間がないのです。
全くないのです。

こんなに無駄なく時間を使うのなんて久しぶりすぎて、
この充実ぶりに…自分が恐い…。

筑波名物 干し納豆をぽりぽりかじりながら
頑張っとります。

そうですね、ブログとFACE BOOKの充実した更新は…
多分早くて10月遅くて10月後半になると思います。

しばしお待ちくださいませ。

2011年8月11日木曜日

真夏の一日



8月に入って色々な事がいっぺんに始まりました。

友達との約束とか飲みの話とか素敵なお仕事の話とか
ゴロゴロし過ぎて床ズレが出来る程ヒマな時期だってあったのに
こうしていっぺんにやってくるのが不思議なものですね。

ということで35度を超す猛暑日に撮影に行ってきました。

が、が、が、やはり辛いですね。
この暑さは。

シャッターを押してる間に足の甲がジリジリ焼けて
まさに決死の覚悟でポイントを撮影してきました。

旅写真は旅を楽しんでこそなので
今日の写真にはきっと「必死感」が出てしまう様な気がします。

お盆前の車の多さと猛暑でワンデイトリップのはずが
ちょっと内容が薄くなってしまいました。

反省です。

しかしこの日の写真が活躍してくれる日を楽しみに
引き続き猛暑日撮影会を続行して行こうと思います。

頑張らねば!!

2011年7月23日土曜日

パンドラの匣



「パンドラの匣」

この映画の予告編もすきです。
どこかでふと見かけて、あれは何の映画だったんだろう
とやっと探しあてました。

しかし本編は未だ見ていません…。
今度見てみよう。

2011年7月22日金曜日

皆既日食の午後に



映画の予告編がすきです。

映画の中では止まることなく流れていく映像。
予告編ではその1カットの大切さがより伝わる気がします。

常磐司郎監督
「皆既日食の午後に」
Short Shorts Film Festival&Asiaで上映された作品です。
気づいた時には、フェスティバルは終わっていました。

一体どうしたら全篇観れるんだろうか…。 

予告編、ぜひ見てみて下さい

2011年7月13日水曜日

走馬灯のような写真



―集英社「いつも上天気」より


かすかに覚えている
ママがいてパパがいて

青空の下に大きな山

白い富士山によく似た山

まわりはポテト畑が広がってて

大きな虹

空からの大きな虹を
みんなでみてた

あれは…
どこだったんだろう…

あの場所は




**********


忘れられないワンシーンがある。

売れない画家の父と人気小説家の母を
両親に持つ小学生の女の子、宝。

「パパは今家にはいない」

そんな宝が先生に呼び出され説教を受けるシーンで
幸せだった頃の微かな記憶を語り出す。

あれはどこだったんだろう…と宝がつぶやき
幼い私の目の前に雄大な風景が広がった。

そして偶然廊下で会話を聞いていた
宝の初恋の男の子が心の中でつぶやく。

「それは…オレゴンです」

世界中の行きたい場所はそんな風に私の中に刻まれていった。

ひとつの絵やひとつの言葉から
風を感じ、音を感じ、巡る風景を感じられる
走馬灯のような写真が撮れたらいいなと思う。

2011年7月12日火曜日

アジア飯。




自分の写真フォルダをうろうろしていたら
暑い時期にピッタリの写真が出てきました。

パクチーの香りとフライドオニオンの香ばしさが漂ってきそう…。

やっぱりこれだけ暑いとタイやベトナムの
ご飯が食べたくなりますね〜。
食欲のでない時は無理矢理アジアンのお店に入りましょう!
ムンムンと熱気漂う中でのアジアの香りは
本当に食欲が出ます!

こちらのお店は、東京都現代美術館内の「カフェ・ハイ」で撮影。
八重桜の咲く頃に仕事仲間の先輩に展示会のお誘いをいただき
一緒に遊びに行ってきた時に撮りました。

写真見てたらお腹空いてきました…。

2011年7月9日土曜日

東京スカイツリー



刻々と姿を変えるスカイツリー。
もうすでに、3機のクレーンもありません。

夜中に行われている棟内部のエレベータ工事。
ゆらゆらと揺れる溶接の光はとてもきれいで、
スカイツリーの心臓の鼓動のように感じます。

完成したら二度と見る事は出来ない心臓の鼓動です。

2011年7月5日火曜日

はやぶさ



国際フォーラムの脇を通りかかったので
ミュージアムショップでものぞいて帰ろうと思ったら
ショップ内で小惑星探査機「はやぶさ」の展示をやっていました。

ミュージアムショップ内に1/2.5のはやぶさの模型が。
小惑星「イトカワ」のサンプルを持ち帰ったカプセルのレプリカもありました。
天井にはパラシュートも。



ショップのガラスには実物大のパネル。
こんな小ちゃい体でよく頑張ったなぁ。
大気圏突入で燃え尽きてしまったと思うと…涙が。

秋には竹内結子さんと西田敏行さん出演の映画、
「はやぶさ」の公開もあるようですね。
展示は10/10までですが、8/2までは展示スペース縮小なので
時間をとって行く方は8/3以降がおすすめです。

2011年7月3日日曜日

色校正



ピクトリコプリント工房でBOOKを製作中。
今日は色校正とテキスト作りです。
シリアのBOOKはプリントの焼き直しが必要だったので
完成が楽しみ。

2011年7月2日土曜日

SUPER 8



「スーパーエイト」観ました。

そういえば子供の頃は未確認飛行物体やらイエティやらで
未知との遭遇を夢見て日々心躍っていましたね。

残念ながら寝ている間に宇宙人に連れ去られ
体内にチップを埋め込まれることはありませんでしたが…。

時代も科学も発達して
そんなTVの特番も少なくなったような。
ネッシーの存在を信じていた頃が
一番純粋で世界が不思議に満ちていてキラキラしていた気がします。

そんな時代をより良く思わせる、そんな映画でした。
E.T.好きの方はぜひ。

2011年6月27日月曜日

みちくさ


いやはや、またブログを怠ってしまいました。
すみません。

私の好きな本「みちくさ」の第二弾が発売されていたので
さっそく購入してしまいました。
モデルの菊池亜希子ちゃんが雑誌PSで連載しているお散歩本です。

菊池亜希子ちゃんはお散歩ファッションもセンス抜群、
プロ並みのイラストも書けちゃう多才なモデルさんの様です。
うらやましい限りですね。

どの辺をお散歩しているかというと
都内各所&京都&名古屋&那須&バリ島&フィンランド
その他色々。

写真家の田尾沙織さんがハッセルで撮ったと思われる
写真がまたかわいいんだなぁ。


2011年6月17日金曜日

写真と記憶



防府を散策中に出会ったピカピカの1年生。

私の地区では制服の小学生はいなかったので、
帽子を被ったの小学生を見かけると
「フクちゃん」みたいで可愛いなと思います。
(フクちゃん世代ではありませんが)

フクちゃんです。


私のあまり無い記憶の中で、
小学1年生、入学したての頃の集団下校は覚えています。

ピカピカのランドセルに交通安全の黄色いカバーをつけて
同じ地区の子達と見守り役のお母さん達と
ミミズだカエルだ腐った野菜だと騒ぎながら帰っていました。
畑の真ん中に学校があったもので話題の中心はこんな感じでした。
畑に立ち並ぶしなびた白菜の軍団がエイリアンの卵に見えて
仕方なかったのも鮮明に思い出されます。

その頃の記憶が何で残っているのかなと改めて考えてみたら
それは「写真」が残っていたからでした。
集団下校時に撮ってもらった写真があるから
写真を見るたびにその頃の様子を思い出す。
だから記憶も残っていたんだな…。

記憶の保存に一役かってくれる写真もまた良いものです。

2011年6月16日木曜日

じめっ・・・



梅雨のスカイツリー。
じめじめ。
展望台は遥か雲の上です。

筑波山に登った幼い頃、
「雲」の実態を知ってビックリした。
双眼鏡が設置された展望台に
風に乗って通り過ぎる霧の様にモヤモヤしたもの。

「これが雲!?」

信じられなくてそのモヤモヤに居合い斬りで挑んで
腕をブンブン振り回した。

どうせスカイツリーに登るなら低い雲が立ちこめる日や
(何も見えないかもしれないけど)
雷のなる日に登るのもいいかもしれない。
(恐いけど)
ま、でもとりあえずは晴れの日に登っとくか…。

**********

昨日は学生時代にお世話になった美術仲間達と
沖縄料理で一杯やりました。

10年近くたっても集まれる仲間がいる事はとても幸せなことだなと。
一緒に仕事をした時間はとても短いけれど
疲労で重たくなる体で深夜まで働いて、
眠い目を必死に開けながら早起きして働いて、
同じ環境で一つのものに向かって仕事をしていた仲間は
気心も知れていてとても安心します。

銀座の松屋前で待ち合わせるも松坂屋に向かってしまった人2名。
いつもの調子で同じ話を楽しげにリピートする
ジローラモ風の粋な男前1名。
8年前はあんこの缶詰をスプーンで豪快に食べていたけど
今は無理かもと弱気な新米パパ1名。
いつも写真のお知らせを一緒に喜んでくれる
業界きっての美人さん1名。

皆、写真のお知らせにいつも一緒に喜んでくれて、
本当に素敵な仲間達だなとつくづく支えられています。
なので今日はお礼に旅写真のプリントを持っていって
好きな写真をもらってもらいました。
(強引に…)

会いたいと思って会う仲間達は皆大好きな人達です。
また行きましょう!

2011年6月13日月曜日

2011年6月12日日曜日

港と船と大漁旗。

2011年5月27日金曜日

愛しの文房具



昨日、5月26日えい出版社より
「愛しの文房具」が発売されました。
以前「F5.6」に写真を掲載させていただいたご縁で
ノスタルジックな文具店3店舗の撮影をしてきました。

Contents
『036 ノスタルジーを探しに出かけませんか』
・中村文具店
・山田文具店
・サブロ

どこのお店も本当に懐かしい文具達のオンパレードで
お店の文具を見ていると今ではなかなか思い出す事も無い
幼稚園や小学生の頃の気持ちがたくさん蘇ってきました。

幼稚園の頃は早く新しい画用紙やのりを使いたくて必死にお絵描きしたなとか
小学生の頃は用事もないのによく通学途中の文房具屋さんに寄り道していたなぁとか
消しゴムを山ほど集めている友達の家に遊びに行くのが楽しみだったなとか
あの気持ちは何だったんだろうというものばかり。
文房具がまるで宝石の様な存在だったんだと思い出しました。

そんな事を思い出しながらの撮影はとっても楽しい一時でした。

また自分が撮影させていただいたページ以外も
本当に多種多様な面白い切り口で
文具について特集されているので
1冊読んでもまだまだ読みたいという様な内容になっています。

「愛しの文房具」
機会がありましたら是非ページをめくってみて下さい!

「愛しの文房具」→えい出版社のページ

2011年5月20日金曜日

ONWARD'11


今日はまた爽やかな夏日で気持ちがよかったですね。
暑いけど風が通ると気持ちがいいのでまるでハワイにいるみたいでした。
ラグビー合宿で行った8月の菅平にも近いかな…。

私はよくその日の気候を色々な国や場所に例えて表現するので周りの人には
「お手軽に色んな所に行けていいね〜」
と言われます。
そう、幸せなんです。

何でもちょっと想像を広げて感じ取ると幸せなんです。

そうそう、地震の後は地下鉄もエアコンではなく窓が空いていて
昭和を感じませんか?
コントロールされていない・人工的ではない空気。
あの風を浴びると何だか懐かしくて不思議な気持ちになります。

もちろん銀座線などは窓を空けていると
耳をおかしくするくらい、電車の音がうるさいですが…。
そして満員電車も大変だとは思いますが、
個人的にはあの感じ、好きです。

例えるならば…
目をつむって風を感じると
オーストラリア・ケアンズのキュランダ鉄道です。
(ちなみに例える場所は行った事のない国でも場所でも何でもいいのです)

*******


今日は銀座にいたので帰りにRICHOのRING CUBEで開催されている
「ONWARD'11」に立ち寄ってきました。
アメリカ・フィラデルフィアにある写真センターが開催してる
フォトコンペの受賞作品展です。

新進写真家達の作品をゆっくり見てきました。
海外の人達の写真、しかも多分同年代だろうと思われる
人達の写真を初めてじっくり見ました。
日曜までなのでチャンスのある方は覗いてみて下さいね。
最近ご縁のあるピクトリコさんも協賛してるそうです。

私も今ピクトリコさんととある共同作業をしているので
その報告はまた後々の楽しみにしていて下さい。

そして写真展の会場でRICOHのCMタイアップ曲
手嶌葵さんの「流星」がiTunesで無料ダウンロード
出来るカードを頂きました。
吉田拓郎さんの楽曲のカバーの様ですが
心地の良い曲でリピートで聞いています。

手嶌葵さんの映画の曲をカバーしたアルバム「The Rose」がとっても好きで
アシスタント時代に朝一人で撮影準備をしている時によく聞いていました。
体が重い朝、気分が上がらない朝、
カメラバックや道具箱がより重たく感じられる朝に
体を徐々に温めてくれるかなり効果の高いアルバムでした。

興味のある方はiTunesなどで視聴が出来るので聞いてみて下さいね。

2011年5月17日火曜日

合戦



錦帯橋祭りで出会った鉄砲隊演武。

かまぁ〜え〜
ひぶぅ〜たを〜きれ〜
うぅ〜てぇ〜!
ドォーンドォーンドォーン!!

とすごい迫力で心臓に響きました。
鉄砲の音があまりに凄くて
撃たれた瞬間シャッターを押そうにも
体がビクッとなってなかなか上手く撮れませんでした。
そんないつまでも慣れない自分が何だか笑えてしまいました。
何度やってもビクッって…。

*******

合戦といえば、私は幼い頃熱にうなされると
必ず戦国時代の合戦の夢を見ていました。
あの地鳴りの様に鳴り響く兵士達の足音とうぉ〜という声が
熱でくらくらする頭の中をずっと回っているのです。

多分原因は毎週父が見ていた大河ドラマにあるんだろうけど
熱でうつらうつらしながら毎回合戦って…。
前世でもしや合戦に…
とかも思いましたが、ただの悪影響と思われます。

全国のお父さん、合戦シーンには気をつけて下さいね。
意外と子供心に影響を及ぼしそうです。

2011年5月15日日曜日

残念な話。



今日はぽかぽかで気持ちがいいですね。
家の中を風がそよそよと通って本当に気持ちがいい。

5月って素敵ですね。

さて、最近残念な事が…。
オリンパスペンスタイルブックの顔写真の評判が悪いのです。
仲のいい友人達から「本見たよ〜」って言ってもらうと次に

「もっといい顔写真はなかったの!?」

という様な話の流れになり作品の感想より
顔写真の感想の方が割合が高くなります。

恥ずかしながらも顔を出すという場面があれば皆必死に頑張りますよね。
免許証だって9割上手くいきませんが皆必死に抵抗しますよね。

という理由から推測しても私としては比較的イケテル写真を出したつもりですが…。

プロフィールと一緒に顔写真を使用して頂けるなんて
作品を出す身としてはとてもありがたい事なのですが、
今回は確実に仇となってしまいました。

もしこれから本を見つけて下さって感想を頂ける方は
顔写真についての感想はもうお腹いっぱいなので控えめでお願いします。
もう十分反省していますので…。

そしてもちろん良い事もありますよ!
それは写真を見て「カメラが欲しくなっちゃった」という感想を
言って下さった方。

それはかつての私も写真の雑誌をみて思った事。
だからこそ逆の立場になれてとても嬉しいです。

2011年5月8日日曜日

錦帯橋


山口県、ほぼ一周してきました。
私は今日から山口通です。

関東に生まれ育った皆さん!
日本三名橋である
山口県岩国市にある錦帯橋ってご存知ですか!?

山口の方には大変失礼なのですが、
私は恥ずかしながら知らずに今までの人生を過ごしておりました!

一目見た時の感動と言ったら…。
浮世絵の世界がいきなり目の前に現れたのです。


この浮世絵は日本橋ですが、
いつも高速に邪魔された日本橋の上やら下やらを通る時に
あ〜あ、日本橋ってなんて可哀想なんだろうと思っていました。
日本橋よ蘇れと強く願っていました。

そうしたら、そうしたら、
何と岩国の錦帯橋はまさに浮世絵のそのままの姿を
現代まで受け継いでいてくれてたのです。

これがその浮世絵です。



周りの景色もとっても穏やかで全てが完璧な姿でした。

でもこの姿を現在まで受け継ぐには山口の方の熱い想いと
錦帯橋の物語が沢山あったんだろうなと感じました。

ご興味を持っていただいた方は是非

そして感動をひと際大きくしてくれたのは
偶然行われていた錦帯橋祭りです。
今でも祭り囃子が体の中を心地よく鳴り響いています。

関東からは少し遠いですが、ぜひ足を運んで見て下さい!

2011年5月6日金曜日

OLYMPUS PEN スタイルブック


4月27日に玄光社より
が発売されました!

宮崎あおいちゃんがCMをやっているあのカメラ。
知っていますか?

一眼レフより遥かに小さくてでも本気モードで写真を撮るには
もってこいのマイクロ一眼デジタルカメラです。
旅先での写真をメインにしてる私は
一年前の東欧の旅をきっかけにオOLYMPUS PEN Liteを愛用しています。
この本は女性のOLYMPUS PEN&PEN Liteユーザーに向けて
オシャレスタイルや撮影の基本や楽しい遊び方のヒントが
詰まった盛りだくさんの内容となっています。

そして今回このスタイルブックの企画に参加させていただきました。
参加したページは・・・

03「アートフィルター」で本気アートな写真を撮る
MARIKOの旅するアートフィルター
・東欧ジオラマトラベラー
・みやこ旅 あをによし
・雪国はラフモノクロームで

です。

オリンパスペンの最大の魅力、アートフィルターを使って
東欧、奈良、小樽を駆け巡ってきました。
中々見応えのあるボリュームで掲載させていただいておりますので
是非ご覧になってみて下さい!

2011年4月12日火曜日

お礼と洗濯物について



ピクトリコフォトコンテストの授賞式に行ってきました。

お知らせメールを読んで下さった方、
(お近くに方に勝手に送ってしまいました…すみません!)
連絡を下さった方、
わざわざ会場に足を運んで下さった方、
本当にありがとうございました。

そしてプエルトリコ賞おめでとうとメールをくれたそこのあなた、
それはどこの国だっけ?と調べさせていただきました。
カリブ海に浮かぶ島だったので
南米に旅行に行く際には必ずやプエルトリコに行ってみようと
新しい目的地が出来た事に感謝いたします。

人間っていいなぁ、人って温かいなぁ
なんて改めて感じて幸せなひと時でした。

中でも「こんな時に明るい話題をありがとう」って言葉を聞いたら
じ〜んと来てしまいました。

また、明るい話題が届けられるよう活動しますね。


******

今日の写真は、ブダペストの街中で。
どうやら私が旅先でよく撮る被写体に
「洗濯物」というキーワードがあるようです。

多分そのルーツは、私が「太陽」が好きな事。
しみやしわの元になろうとも
(それはそれは悲しいですが…)
私は太陽の光を浴びる事が昔から大好きです。

この地球上で好きな物トップ2は多分
太陽と米です。

米って美味しいですよね。
ほかほかで、甘くて。

と話がそれましたが、太陽が好きなので
日常の風景でひと際幸せを感じるのは
ひなたで洗濯物がゆらゆら揺れている姿です。

出来れば老後は小さな芝生の庭に洗濯物をゆらゆらと揺らしながら
猫を膝に乗せて煎茶をすすりたいです。

2011年4月7日木曜日

ピクトリコフォトコンテスト



私事ですが、この度ピクトリコフォトコンテストに出展した作品で
「ピクトリコ賞」をいただきました。
(上記の作品ではありませんが・・・)

東欧で撮影した作品の中から一点ですが、
誰かが見ていいと思って下さった事がとても嬉しいです。

写真などの芸術の世界の評価はとても曖昧で不確かなものに
感じられるのですが、
(基本的には割り切れるものが好きなので・・・)
いつも写真を撮りながら思う事はどこかの誰かが
その写真を見て何かを想像してくれたらいいなということだけです。

見ず知らずの世界のほんの一瞬を切り取った写真から
楽しさや温かさ、優しさを見つけ出してくれたら
ちょっと素敵な気持ちになれるかなと。

今週末に銀座のギャラリーで受賞した方々の写真展があります。
私の写真もその中の小さな一点ですが、
お近くに来た際には探しに寄ってみて下さいね。

*******


2011.4.9(土)~11(月)
11~18時

授賞式・懇親会
2011.4.9(土)14~16時
 上記の時間は私も参加しようと思っていますので
お時間の合う方は是非遊びにきて下さい!

*******

また4月下旬頃発売予定の
写真関連の本に作品を使用していただいているので
もう少ししたら皆様に良いお知らせが出来ると思います。
楽しみに待っていて下さいね!
今回は女性向けのかわいい本の予定です。
素敵な写真がたくさん撮れるヒントが詰まった本になると思います。

2011年3月17日木曜日

笑顔



皆が皆、自分に何が出来るだろうと悶々としている日々。

今日自分の写真の中に
この一週間、日本中の皆から忘れ去られていた物を見つけました。

私に出来る事は今まで沢山の人からもらった笑顔を伝える事。
早く自然と笑顔が生まれる日が来ますように。

シリアの子供達に感謝です!

2011年3月14日月曜日

地震

東北地方太平洋沖地震からはや三日経ちました。

昨日音信不通だった茨城の祖父の家を家族が訪れ
やっと祖父の無事を確認出来ました。
地震後、近所の方が祖父の様子を見に行くと祖父は畑にうずくまっていたそうで、
太平洋戦争で戦地に赴き戦後を生き抜いてきた気丈な祖父でも
今回の地震では本当に恐ろしい思いをしたのだと家族共々胸を痛めました。

何万人もの人達が家族の無事がわからないまま時を過ごしているかと思うと
ただただ胸が苦しくなります。
東京でも未だ余震が続いているので、予断を許さず過ごしています。

遠くの地から心配して下さった皆様、
その小さな「想い」が不安な心を支えてくれるんだなととても感謝しております。
本当にありがとうございます。
そして私もその想いの連鎖を誰かに繋げられたらと思っています。

そして皆様、しばらくの間はどうか身の回りに十分気をつけて過ごして下さい。
(旅のブログは落ち着くまではお休みさせていただきます。)

2011年3月3日木曜日

食事



食事は決まったテーブルで。

滞在中に他の席が空くと段々と景色の良い席へと移動していく。

窓際で食事をする人達は、バカンスも終わりに近い。

次の日に食事に向かい、
昨日窓際に座っていた人たちの姿が見えないと
バカンスには終わりがある事を痛感させられる。

嬉しいけど少し切ない食事のシステム。

2011年2月15日火曜日

サメとウミガメ



ジョーズはこわい。

あの無機質で空虚な目。
ノコギリか!という様な歯。
ズーズン♪ズーズンズーズンズーズン♪
ギャァ〜!!
というヒレ。
–そして、海面いっぱいに広がる赤い血。

最近エジプトの紅海でも人喰いザメが話題になっていた。
あんどナショナルジオグラフィックチャンネルもたまに見てしまう私。
人喰いザメ特集。

モルディブの海の不思議。
海にチャプンと潜った瞬間にスィーっと現れるサメ…。
浅瀬で奇跡的にウミガメに出会って興奮した瞬間に
サメが現れてジョーズの映像が走馬灯のように駆け巡った。
もちろんテーマソング付き。

そして相方をおいて陸に上がる。
あれ以来ウミガメには会えなかった。
相方の祟り。

毎日、午前と午後で1回ずつシュノーケリングをしたが
毎回欠かさず、大体が潜った直後に現れる。
まるでユニーバルスタジオのアトラクションの様に。
誰かがボタンを押しているのでは…と思うくらいにタイミングがいい。

はい、お客様海に入りました〜
ジョーズいきます〜ぽちっ♪

ダイビングセンターの人にサメがいたらどうしたらいいのでしょう?
と相談すると「フッ」と鼻で笑われ「観察して下さい」の一言。
悔しい。

動物に襲われたら飼い猫でも勝てないと思っているので
とても恐い海だった。

2011年2月7日月曜日

マリンスポーツ〜モルディブ〜


マリンスポーツのメニュー看板。
おじいちゃ〜ん、無理するなよ〜。

マリンスポーツにチャレンジするときは
冷静に自分の体力と向き合いましょう!

亀仙人に見えて来た(笑)

2011年2月4日金曜日

砂浜からダイブ〜モルディブ〜


砂浜からダイビングに向かうダイバーたち。
海の色が濃くなっている所に広がるのがドロップオフ。

つまり海の崖。
山のてっぺん。

私はもっぱらドロップオフをシュノーケリング。
珊瑚はまるで森のように広がっていて
魚たちも仲間で泳いでいたり
自分の家を守っていたり。
ハリセンボンの親子もホヨホヨホヨ〜っと泳いでくる。

シュノーケリングをした後は海に広がる山の事で頭がいっぱいになった。
地球は人間に支配されていると思ったけど
海の世界を少し覗いただけでそんな考えはただのおごりだと思った。

海の世界を少し覗いただけ。
海の生き物にはそれぞれの生活があって世界がある。
皆がそれぞれの世界を生きてると思うと
それぞれにたーくさんの人生と物語があると思うと
何だか力んでいた心と体の力が抜けた。

何とも言えない気持ちが湧いた。

旅にでて自分をとりまく世界とは違う世界に触れて何かを感じた時
自分のものさしは少しずつ種類を増やしていく。
ものさしが増えていくと人の言葉も表情も色んな解釈で受け止められる。
つまりあらゆる事に心が寛容になっていくんだと思う。



〜おまけ〜
珊瑚礁の切れ目が垂直に落ち込む「ドロップオフ」。
ドロップオフには珊瑚礁が広がり、たくさんの種類の生き物達に出会えます。
ドロップオフの世界ってどんなのだろう、
珊瑚礁の世界ってどんなのだろうと思った方には
ディズニーの「ファインディングニモ」がおすすめです。
本物の海の世界を覗くとあのニモの世界はただの作り話ではないんだな
とアニメーションの世界に逆に感動してしまいました。
なぜかシュノーケルの後はニモが見たくなります。
そしてドロップオフの上を泳ぐという事は、崖の上に浮かんでいる状態になります。
慣れるまではとっても恐いです。
すぃーっと吸い込まれそうで…。

でもそんな時に目の前を横一列に並んだイカが泳いで来たりして
泳いでるイカってきれいだな〜なんて思っていると恐さも忘れてしまいます。
またいつの日か自分の目で見る海の世界に出会いますように。

2011年1月31日月曜日

ウミウシの夜〜モルディブ〜


とっぷりと日の暮れたマーレ空港に到着すると
湿気の匂いとやんわりと暖かい空気が
地球のどこか知らない土地に到着した事を実感させてくれた。

空港を出るとすぐに看板を手にしたモルディビアンに手招きされ
小さなスピードボードに乗り込んだ。
まるで駅のロータリーの様にボートの出る桟橋が並んでいる。
暗闇で全景がわからないのが少し残念で少し楽しかった。

何も見えない方が想像が膨らむ。

マーレの空港島から海に出ると
「光る巨大な何か」が海原をスイスイと泳いでいる。
キラキラと赤や青や黄色のネオンに包まれたその何かは
モルディブにふさわしく海上を行き来するたくさんの船たちだった。

暗闇に溶け込んで船体は全く見えず
色とりどりの光で浮き上がる山なりのシルエットは
まるで巨大なウミウシの様。
カラフルなウミウシがあっちへ行ったりこっちへ行ったり。
ディズニーランドのエレクトリカルパレードにも見える。
アリスに出てきそうなカラフルナメクジ御一行様。

想像は自由に。

好きなように知らない土地を楽しむ。
明るくなったら現実のモルディブが待っているので
ほんのひとときウミウシの夜を楽しませてもらった。

2011年1月25日火曜日

ハネムーンの聖地へ〜モルディブ〜





スリランカ航空の飛行機に搭乗し寒空の日本を飛び立った。
ハネムーンの聖地・モルディブへの直行便にしては、
ガタガタと音をたてる少し古びた機内に違和感を覚えたが、
すぐにそれは自分の抱いていた勝手な先入観だった事に気づいた。
ハネムーンの聖地へ向かおうが南極へ向かおうが
飛行機の綺麗さや古さにはなんの関係もないのだ。

太陽を追いかけながら飛行を続けると
だんだんと夕焼けが空一面に広がり始める。
黄金色の空を見ながら想像した。
飛行機が太陽に追いつきそして追い抜くと夜がやってくるのかと。

モルディブへの到着を目前に空はとっぷりと暗闇に飲み込まれ、
追いついた太陽をいつの間にか追い越して夜になったのか…?
とするとこの夜はすぐに明けるのか…?
太陽と飛行機の位置関係を頭の中に描きながら
ぐるぐると混乱する頭を落ち着けるとこれまた自分の勘違いだった事に気づいた。

インド洋に浮かぶモルディブには夜の始まりに到着する。
という事は太陽に追いついて夜がやって来たのではなく
元より太陽には大差をつけられて
「もうこれ以上は追いつけませんよ。」
という時点で夕焼けがやって来たのである。
そしてとうとう太陽に撒かれて夜がやって来たのだった。
夕陽に向かっては走るものだという「太陽にほえろ症候群」からくる
”夕陽=近づく”というただの勘違いだったのである。

そしてそんな事をぐるぐると考えながらやっとモルディブに到着した。

2011年1月12日水曜日

おみくじ




今年のお正月は歩いて浅草寺まで行ってみました。
いつもはさぶいさぶい言いながら自転車で行くのですが
今年はめずらしく気が向いて歩いて向かいました。
歩いて15分位。
おや、意外と近いです。

昨年はおみくじを引かなかったので、
今年はいっちょ引いてみるかと
百円で神様からお言葉を頂戴します。

この世に存在する占い師さんは
百円ではお言葉を頂戴させないのだから
神様は相当の破格で我々にお言葉を下さっている事になりますね。
ここに神様の素晴らしさがあります。

そして出たのが「吉」、おみくじは
大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、末凶、大凶
という順番になっているそうなので、
神様からはそこそこいいんじゃないのというお言葉でした。

凶が出た皆様、下には下がおりますぞよ。



↓叶うでしょう、治るでしょう、出るでしょう、
現れるでしょう、良いでしょう
全てが良すぎて物足りないお言葉…贅沢な不満(笑)

2011年1月8日土曜日

旅先からの便り



皆様、明けましておめでとうございます。
今年も旅先での一期一会をファインダーに収めて
皆様に心に残る一枚をお見せできるよう
まずは自分自身が楽しむ心を忘れず過ごしていきたいと思います。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年初めて行った八重山旅行。
石垣島の伊原間にある糸数商店という小さなお店で
実家への八重山土産を宅急便にして送りました。

糸数商店は石垣島の北の方で
島が一番細くなっている道路沿いに建っています。

お店には定おばぁがいて
「内地のねぇねぇがきたさ〜」
とニコニコ笑いながら話しかけて来てくれます。
おばぁのゆっくりと優しい話し方は
心にじんわりと響いてきます。

そして今年のお正月、糸数商店から年賀状が届きました。
元旦に撮影した伊原間のコバルトブルーの海の写真の年賀状でした。
思いがけない相手からの年賀状だったので
正月早々とっても嬉しい出来事でした。

サムーイ関東地方にアッタカーイ八重山の風が届きました。
定おばぁ&糸数商店の皆様、ありがとうございます!