2010年8月29日日曜日

猛暑お見舞い申し上げます


猛暑が和らぐ気配がないので
猛暑お見舞い申し上げます。

あきらめました。

昨日真昼の街を10分程歩きましたが
ふと気がつくと
わずか30㎝の日陰を求めて
壁を這うように歩いていました。

交差点ではわずか20㎝の電信柱に日陰に隠れています。

何事も時には潔いあきらめが必要なので
暑い場所を歩く時は心を「無」にしています。

鹿児島で廃墟のように汚い温泉宿に泊まった時も
見ない聞かない考えない
と心を無にして一晩過ごしました。

それはもう一言では語り尽くせないような
ゴミ屋敷と廃墟を足して2で割らないような
今あなたが想像した何倍もの恐ろしい宿でした。

人間、時には過酷な環境に身を置く事も大切で
私は温泉宿で「心を無にする」事がどんな事か
勉強させていただきました。

恐ろしい宿での一夜が
猛暑を乗り切る糧になるとは。

皮肉なものですね。

まだまだ猛暑は続きそうですが
乗り切れなそうな方は私にご一報ください。

鹿児島の恐ろしい宿、紹介します。

2010年8月24日火曜日

モーツァルト


ウィーンのシェーンブルン宮殿でカフェタイム。
モーツァルトというリキュールを入れて
お洒落にいただきます。

実はコーヒーは苦手だけどせっかくなので…。

この日は寒くて少々のアルコールで体が温まりました。 
ほっ。

2010年8月17日火曜日

夜の路面電車




ブダペストの街を走る夜の路面電車。

もう、一歩も歩けそうにない足を引きずりながら
夜の路面電車を待った。

ガタガタと古く軋んだ音をたてながら
力強く、そして優しく人間を運ぶ。

2010年8月15日日曜日

ブダペストの夏




東欧の夏はきっと短いのだろう。
誰もが楽しそうな顔をして
愛おしそうに夏の空気をすっていた。

夕暮れ時のブダペストを歩きながら
日本とは違う不思議な青の空と月を眺めた。
吸血鬼がでそうな深い群青の空。

石造りの街の
黄色い明かりの灯る通りを
幼い頃に読んだ絵本の世界のように感じながら歩いた。
物語のむこうの世界。
けっして踏み入れられないと思っていた場所。
その道をすすんだら
戻って来れないような気がして少しどきどきした。

2010年8月12日木曜日

楽に旅する





















麻のロングパンツに短パン一着ずつ
それにタンクトップ。
&冷房対策にパーカーが一着。
夏の旅ならこれらのヘビーローテンションで十分生活できる。

私の旅の荷物の少なさはちょっと有名で
以前出張で仙台へ10日程行く事になったとき、
あまりの荷物の少なさに上司に着替えを持っていないと思われ
「おまえは着替えを持って来てないのか!
においそうだから近寄るのやめとこ。」
と言われてしまった。

私の旅のもっとーは身の丈にあった荷物の重量にすること。
そしてどこに行っても
実家のたたみの上で過ごしているような
リラックスできる環境を作ること。

まだまだ日々精進である。

2010年8月4日水曜日

旅に出る理由 いきなり番外編




旅に出る理由。
先日はカッコいい事を書いたが、
多分これが正直な理由。

「ものすごく出不精だから。恐ろしいほどに。」

家にいる時は、ソファーに寝転がったままテレビ。
ポテチにテレビ。
至福の時である。

朝起きてから、たまに時計を見ては、
6時間経ったなぁ・・・
8時間経ったなぁ・・・
12時間経ったなぁ・・・これだけ寝転がったらヨーロッパに到着するなぁ。

今腰痛が悪化して、整骨院に通っている。
まともに歩けないほど悪化してしまったのだ。

整骨院の先生には、
昔痛めた古傷ではないかと虚偽報告を述べたにも関わらず
”決してやってはいけない事”
のトップバッターに
”柔らかいソファーに座ってはいけない”
と言われてしまった。

柔らかいソファーに寝転がり過ぎたのが原因だと
堕落した時間が腰痛を悪化させたと知ってる私は、

胸の内を明かせないまま、
よくぞ見抜いたと、先生を尊敬せざるを得なかった。

人混みがきらいで、
ほんの近所に出掛ける事も億劫で、
旅はそんな出不精の人間にこそ向いているのかもしれない。