2012年4月23日月曜日

モロッコ旅 マラケシュの猫



モロッコの伝統的な履物は、革で作られたバブーシュ。
そしてマラケシュのバブーシュ屋さんの前で出会った猫。
革…動物…毛皮…猫…毛皮…。
きっと君は気付いていないけれど、
ちょっと複雑な関係性。
パチリ。

2012年4月21日土曜日

モロッコ旅 ワルザザードからカスバ街道へ



果てしなく続く礫砂漠。
轟々と砂埃をあげながら走る車の窓から誰かの影を見つけた。
一体この荒野をどこからどこまで歩いてゆくのだろう。
次の町までは、まだ、まだ、遠い。

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旅の三日目。
緑の多い沿岸部から4000m級のアトラス山脈を越えると
景色は一気に変化した。
広大な大地と赤く乾燥した地球の肌が露出し水の気配が失われる。

サハラへの入口であるワルザザードからカスバ街道へとルートをとり
乾燥地帯をひた走ると町と町の間には何もない事に気付く。
岩が崩れてできた礫砂漠が果てしなく広がり
ドライバーはアクセルを踏み続けそしてやっと次の町へと到着する。
その距離の果てしなさ。

ところが何もないように見える荒野にも突如として人影が現れる。
一体どこから歩いてきてどこへ向かうのか。

私たちはそれぞれの「ものさし」を携えそれぞれの世界を生きている。
私には果てしない距離でも彼らにはごくごく自然な距離で
まさに日常そのものなのだろう。

車で通り過ぎるだけの旅人たち。
でも貪欲な心は、もっと知りたい、世界中の尺度を自分の中に感じたい、
いつでも「ものさし」を持ち替え自然にその国に溶け込みたいと思う。
旅には頭と心を柔らかくするそんな面白さがあり
いつも旅に出たくて疼々しているのかもしれない。

2012年4月17日火曜日

モロッコ旅 市場



モロッコに到着して初めての市場。
旅の途中での市場めぐりは本当に楽しい。
こちらはニワトリの卵屋さん。
どうやらかごの中で生まれた産みたて卵が買えるらしい。

ニワトリも売っているのかは謎。
謎を残して色々想像するのもまた楽しい。

マラケシュ出発の朝、宿の屋上に早めに朝食を食べに行くと
出発時間を聞いたお兄さんが慌てて準備。
ちょっと急いで卵を買いにいってくるね、と。
最寄りの市場はここなので、この場所で卵を調達したはず。
チーズ入りのオムレツ美味しくいただきました。

2012年4月16日月曜日

春爛漫



春爛漫。
今年は桜を満喫しました。
隅田川も満開の時期に散歩ができ、
浅草から竜馬という船に乗って浜離宮まで行ってきました。
皆それぞれ新しい季節を迎え新しい生活が始まり
リズムに慣れるまでは緊張の連続で疲れてしまいますね。
深呼吸をしながら少しずつ体を慣らして過ごして行けますように。



2012年4月3日火曜日

発達した低気圧



台風並みの低気圧がやってくるそうで
東京もいよいよ雨風が強くなってきました。
スカイツリーは強風に貫かれ轟々と凄い音をたてています。
気象庁が会見をひらきテレビもラジオも朝からずっと注意を呼びかけ
何かがやってくるなという不穏な空気。

石垣島でタクシーに乗った時、運転手さんが教えてくれました。
石垣では台風が来るというと家族でスーパーに行き
泡盛や食材をたんまりと買い込みレンタルビデオ屋に行く。
そう、おこもり準備です。
スーパーには、台風特売の赤旗が。
運転手さんの楽しそうな話しぶりに何だかちょっと
石垣の台風を経験したくなってしまいました。
しかしやはり自然の猛威は恐ろしいそうでヘクトパスカルが余りに大きい時は
ただただ無事に台風が通り過ぎるのを祈るそうです。

子供の頃は台風や雷にドキドキしたりわくわくしたり。
しかし自然災害の恐ろしさを感じる今は
何の被害もありませんようにと願うばかりです。
皆さん充分に気をつけて帰宅して下さいね。


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今日の写真は宮古島のとある漁港。
どこの島に行ってもどこの場所に行っても漁港に漂う雰囲気が好きです。
通りがかりに覗く事が多いので大体ひとけはありませんが、
そんなひとけの無さが漁師さんの活気を想像させます。



2012年4月2日月曜日

古民家カフェ furacoco



先日お墓参りのついでに古民家カフェに行ってきました。
季節の野菜を使ったプレートランチをいただきました。
ふきのとうのフリットで春の香りを満喫です。
山菜っていいですね。

メニューには丁寧に写真に関する注意書きが書いてありました。
他のお客様の邪魔にならないように、
他のお客様がいらっしゃらない事をご確認の上、
NOフラッシュで、
などなど。

こういうお洒落なお店には自然と写真好きの方も集まるもの。
今や店内で写真撮影を禁止しているお店も多々あります。
食事だけを楽しみにきている方も写真好きの方も
どちらもがっかりさせないお店の方の配慮をとても素敵だと思いました。

このお店写真禁止かなとかそっと撮ったら大丈夫かななど
余計な心配なく各々マナーを守って食事も写真も楽しむ。
写真好きの人達のマナーも向上して
こんなお店が増えてくれたらいいなと思います。











昨日、四月一日付の朝日新聞に
初著書「旅カメラPENとノスタルジック写真」の広告が出ています。

技術評論社さんのオススメ書籍も一緒に出ているので、
皆さんチェックしてみてください!
朝日新聞をとっていない方はお友達から是非!
そして四月という新年度の始まり、新しい季節の始まりの日に
掲載していただいてとても嬉しいです。

編集長をはじめ、技術評論社の皆様ありがとうございます!
新聞をめくったら一年分の活力が湧いて来ました!!